お風呂に入ることは、足のむくみを取る方法としても非常に効果があります。
入浴することで体が温まりますので、血行が良くなります。血行が良くなることによって足のむくみも解消されます。
しかし、お風呂に入ることによって足のむくみが解消する理由は他にもあるのです。
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汗をかいて老廃物を出すのでむくみ解消に役立つ
お風呂にゆっくり入って、汗をかくことによって体の中にたまった老廃物を排出してくれます。
老廃物を排出するデトックスというものがたびたび注目されていますが、まさにこのデトックス効果を得られるのです。
むくんでいる状態というのは、代謝が悪くなって老廃物が滞っている状態です。
お風呂でしっかり温まって血行を良くし、汗をかくことによって新陳代謝を高めることができますのでそれが足のむくみ解消にも役立つのです。
水圧と浮力がむくみ解消に効果的
入浴がむくみ解消に効果的な理由として、水圧と浮力も関係しています。
水の圧力は体の表面だけではなく、体の中の血管にも加わるのです。
そのため手足にたまっている血液が押し戻されて、血液やリンパの流れが良くなります。
一種のマッサージ効果のようなものですね。
また、水の中では体重が普段の10分の1になります。
これにより普段から使っている筋肉や関節を休ませることができ、体をリラックスさせることができます。
これにより、血液やリンパも流れやすくなるのです。
むくみ解消には半身浴と足湯がおすすめ
特に、ぬるめのお風呂で半身浴をするのがおすすめです。
ぬるめのお湯にゆっくり入り身体の芯まで温めることによって、血液の循環がよくなっていきます。
好きな入浴剤やアロマオイルを入れて、じわじわと汗がにじんでくるまでゆっくりお湯につかりましょう。
一日の疲れも取れますので、ぐっすりと熟睡することができます。
夏はシャワーだけで済ましがちですが、日中エアコンの風で冷やされた身体は血液の循環が悪くなっています。
夏場も身体を芯まで温めるためにも半身浴がおすすめです。
入浴しながら足首を動かしたり、ふくらはぎをお湯の中でマッサージしたりすることでさらなる効果が期待できるでしょう。
脚を温めなら足湯がおすすめ
事情があってお風呂に入ることができない場合も、洗面器などにお湯を入れて、好きな入浴剤やアロマオイルを入れて足を浸けましょう。
足湯だけでも全身の血流が良くなり、身体がぽかぽかと温まってきます。
風邪などの病気をして入浴できないときにも効果的に血液の循環を良くすることができます。
お風呂に日本酒を入れてもっと効果的にむくみ解消
お風呂に入る際には入浴剤やアロマオイルを入れるのもいいのですが、むくみ解消の効果をもっと高めたいのであれば日本酒を入れるといいでしょう。
日本酒には毛穴を広げ、老廃物や脂肪を排出しやすくする効果があるのです。
代謝もアップしますので、足のむくみはもちろん、美肌効果なども得られますよ。
日本酒がない場合には、お酢や塩で代用しましょう。お酢や塩にも日本酒と同じような効果があるといわれているのです。
お風呂から上がるときには足に冷水をかける
冷水をかけると逆に血行が悪くなるというイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。
しかしながら、お風呂から上がるときに足に冷水をかけることが足のむくみ解消へつながるのです。
一時的に血管は縮まるのですがその反動で逆に血液が流れやすくなるのです。
寒い時期に冷たい水で手を洗った後に手がじんわりと温まってくるのと同じです。
足全体にかける必要はありませんので、冷たいのが苦手だという人は足首から下だけに冷水をかけてみましょう。
以上のようにお風呂にゆっくり入って温まるだけでも、むくみの予防、改善に役立ちますが、半身浴や入浴剤、入浴中のマッサージなど、さらに一工夫加えることで、入浴のむくみ改善効果がより高まります。
むくみでお悩みの方は、お風呂に入る習慣をつけましょう。